巻頭言
精神科卒後教育
遠藤 俊吉(日本医科大学精神医学教室教授)
特集
メンタルヘルスの集い〔第15回日本精神保健会議〕
こころの癒(いや)しとしての音楽
- 第15回日本精神保健会議を企画、開催して
村田 信男(大会実行委員長 日本精神衛生会常務理事医療法人社団瑞信会北千住和光ビルクリニック)
- 第15回日本精神保健会議の司会を終えて
阪上 正巳(国立音楽大学助教授)
- 音の風景とこころの健康
鳥越 けい子(聖心女子大学教育学科助教授)
- 生活の中での音楽
門間 陽子(岐阜県音楽療法研究所所長)
- 医療としての音楽
村井 靖児(聖徳大学人文学部音楽文化学科教授)
- 音楽するコトのこころの治療
―指定討論の立場から―
齋藤 孝由(医療法人蔦の会たなか病院副院長)
- 〔特別公演〕
健やかさの意味
―よく生き、よく病み、よく老い、よく死ぬ―
日野原 重明(聖路加国際病院理事長 全日本音楽療法連盟会長)
- 第15回日本精神保健会議のまとめ
秋元 波留夫(日本精神衛生会会長)
- 第15回日本精神保健会議印象記
林 直樹(東京都精神医学総合研究所)
- アンケート結果
編集部
時 評
- 精神保健福祉医療領域におけるNPO法人の現状と今後の可能性
森田 汐生(特定非営利活動法人NPO研修・情報センター事務局長)
- 『癒し』をめぐる諸論について
星野 命(京都女子大学大学院講師 国際基督教大学名譽教授)
- 呉秀三「救治会」のヨーロッパにおける先達
−特にドイツの救護会とイギリスのアフターケア協会のこと−
原田 憲一(元東京大学教授(精神医学))
- 戦前のわが国の禁酒運動と信州に存在した一禁酒会について
小泉 典章(信州大学医学部精神医学教室)
随 想
- 「リカバリング」という希望
梅野 充(東京都立松沢病院医師)
- 患者さんの生活の充実を願って
前田 ケイ(ルーテル学院大学院社会福祉学専攻教授)
論説
- 現代医学におけるエビデンス立脚医学(EBM)と語り立脚医学(NBM)
加藤 敏(自治医科大学精神医学講座教授)
連載 精神科ボランティア−私の体験−
- 〔第4回〕アメリカと日本のデイケアでのボランティア活動を経験して
岩部 眞美子(東京都立中部総合精神保健福祉センター)
メンタルヘルスの広場
- Lag and Catch−up
−茨城で、サルトリウスにふれながら−
弘末 明良(茨城県立友部病院長)
- 企業におけるメンタルヘルスケアのあり方
片山 義郎(井之頭病院院長)
書 評
- 『精神科医 齋藤茂吉の障害』岡田靖雄著
小林 暉佳(元都立多摩総合精神保健福祉センター所長 元松沢病院副院長)
- 『薬物依存を超えて』近藤恒夫著
竹内 達夫(東京都結核予防会常任理事)
- 『本物のパートナーシップか見せかけか』ジャネット・ミーガー著 山本和儀監訳
江幡 玲子(日本女子体育大学教授)
世界精神医学会(2002横浜)演題応募のお願い
海外ニュース 江尻 美穂子
衛生会ニュース
編集後記 小峯 和茂
|