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心と社会 No.138 40巻4号
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地方の中核都市における自殺防止活動
星野 命
(金沢こころの電話 相談役/国際基督教大学名誉教授)
特 集 こころのケアの誤解はなぜ生まれるのか?
精神科診断について
張 賢徳(帝京大学医学部附属溝口病院精神神経科)
うつ病はこころの風邪?
渡辺洋一郎(大阪精神科診療所会長)
薬を飲み続けるということ〜服薬アドヒアランスについて
菊地俊暁(慶應義塾大学精神科)
カウンセリングについての誤解
苫米地憲昭(国際基督教大学/カウンセリングセンター長)
臨床心理の現場では
田中周子(立正大学心理臨床センター)
地域精神保健における“心のケアへの誤解”とこれから
〜市町村保健師活動への誤解と、保健師に内在する誤解〜
村中峯子(社団法人 全国保健センター連合会 企画部)
時 評
DALYとは何か
立森久照(国立・精神神経センター)
地域産業保健センターの活動の実際
森ゆかり(鹿屋・肝属地域産業保健センター コーディネーター)
障害者権利条約の概要と批准への課題
藤井克徳(きょうされん常務理事)
随 想
“自殺予防小説の難しさ”『幽霊人命救助隊』の創作過程について
高野和明(作家)
荒れた学校の再生への取り組み
高橋チカ子(スクールカウンセラー)
成人した子どもの自立に悩む母親へのサポート
〜女性センターにおける引きこもりなどへの対応〜
川畑真理子(とよなか男女共同参画推進センターすてっぷ 相談事業主任)
連 載
産業精神保健について
〔第1回〕精神科産業医の立場から
松崎一葉(筑波大学 教授)
メンタルヘルスの広場
引き裂かれたアイデンティティ -日本の中の先住民族アイヌ-
酒井美直(アイヌ民族舞踊家)
精神病早期支援における保健所の役割
1)山岸若菜、2)針間博彦( 1)たはた診療所、2)東京都立松沢病院)
書 評
『バーンアウト 仕事とうまくつきあうための6つの戦略』
大島淑夫(都立松沢病院精神科)
『まずい面接 -マスター・セラピストたちが語る最悪のケース』
冨田裕一郎(東京大学心療内科)
『社会精神医学』
諸井振吾(帝京大学溝口病院精神神経科)
『精神科臨床における心理アセスメント入門』
畑山恵美子(林間メンタルクリニック)
『ひかりの足跡 -ハンセン病・精神障害とわが師わが友-』
上田 茂(財団法人日本医療機能評価機構)
海外ニュース 林 直樹
衛生会ニュース
編集後記 針間博彦
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