|
心と社会No. 162 2015
|
目 次
心と社会No. 162 2015
巻頭言
心身相関から社会と心を考える
久保 千春(九州大学総長)
特 集
第68回精神保健シンポジウム(名古屋)
生きづらさを抱えた若者たち
【プログラム】
精神保健シンポジウム「生きづらさを抱えた若者たち」を終えて
尾崎 紀夫(名古屋大学大学院医学系研究科/精神医学・親と子どもの心療学分野教授)
今どきの若者かたぎ
牛島 定信(公益財団法人日本精神衛生会理事長)
うまく生きられない子どもとその家族
前田由紀子(臨床心理士)
児童養護問題から「児童虐待とアディクション」
喜多 一憲(全国児童養護問題研究会)
ひきこもる若者の現状と課題
長谷川俊雄(白梅学園大学子ども学部)
時 評
世界自殺レポートと日本の自殺対策の今後
川野 健治(精神保健研究所/自殺予防総合対策予防センター)
医療保護入院の「家族等の同意」と憲法問題
岡崎 伸郎(国立病院機構仙台医療センター精神科部長)
地域精神医療のさらなる充実と初犯防止のために(臨床犯罪学の重要性)
─佐世保と名古屋の女子学生による殺人事件に思う─
影山 任佐(東京工業大学名誉教授/郡山精神医療研究所顧問/昭和女子大学客員教授
随 想
精神科クリニックの被災地支援活動
斎藤 庸男(医療法人社団自立会さいとうクリニック)
被災地の人々と寄り添うこと
赤平美津子(岩手医科大学医学部災害/地域精神医学講座)
連 載
がん患者さんのこころのケア
〔第1回〕 サイコオンコロジーのこれまでとこれから
─命に向き合う患者のために─
松島 英介(東京医科歯科大学大学院心療/緩和医療学分野)
メンタルヘルスの広場
新しい労働安全衛生法の「ストレスチェック」は何の役に立つか?
─職場環境改善および労働者のストレスマネジメント研修とリンクを
影山 隆之(大分県立看護科学大学)
進行する子どもの「劣化」〜ネット社会の病理〜
清川 輝基(NPO 法人子どもとメディア代表理事)
支援者を支援する─対人援助職のストレスケアとバーンアウト予防
箕口 雅博(立教大学現代心理学部)
カタカナ言葉解説G
ナチュラルサポート/フェイディング/フォローアップ/システマティック・インストラクション
萩原 健司(株式会社Decent work 就労移行支援 事業所ライフ&ワーク)
書 評
『犯罪学と精神医学史研究』
中谷 陽二(筑波大学名誉教授)
『家族という病』
大西 真美(大正大学)
『帰還兵はなぜ自殺するのか』
玄 東和(帝京大学医学部附属溝口病院精神神経科)
『えほん 障害者権利条約』
松本真紀子(グリーフサポートせたがや)
『学校危機とコンサルテーション いじめ・虐待・体罰・性的被害・犯罪・事故・自殺』
阪中 順子(四天王寺学園小学校中学校)
海外ニュース
江尻美穂子
衛生会ニュース
編集後記
池田 真理
|