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心と社会No. 172 2018

目 次

心と社会No. 172 2018

巻頭言

生きられた時間を求めて
村瀬嘉代子

特 集

呉秀三「精神病者私宅監置ノ実況及ビ其統計的観察」刊行100周年記念
メンタルヘルスの集い(第32回日本精神保健会議)
“二重の不幸”から100年〜わが国の精神医療がたどった道とこれから〜

【プログラム】
第32回「メンタルヘルスの集い」を企画して
藤井 克徳(公益財団法人日本精神衛生会理事)
対 談
「日本の精神科医療における呉秀三先生の業績」
 岡田 靖雄、橋本  明
当事者の立場から
 山本 深雪(NPO大阪精神医療人権センター)
精神科医療 二つの偏重をどうするか
 田中 秀一(読売新聞東京本社調査研究本部)
わが国における強制入院制度の現状とこれから
 山本 輝之(成城大学法学部教授)
精神保健福祉士の立場から考える日本の精神医療のこれまでとこれから
 柏木 一惠(公益社団法人日本精神保健福祉士協会会長)
わが国の精神医療がたどった道とこれから─偏見・差別を越えるために─
 樋口 輝彦(国立精神・神経医療研究センター名誉理事長)
【総合討論】
【展示会】
【印象記】
 小幡 恭弘(公益社団法人全国精神保健福祉会連合会(みんなねっと)事務局長、社会福祉士)
【アンケート結果】
編集部 

時 評

第3次がん対策推進基本計画について
 小川 朝生(国立研究開発法人国立がん研究センター先端医療開発センター精神腫瘍学開発分野)
『健康』に関する権利と義務
 平井 康仁(筑波大学医学医療系助教)
精神疾患のスティグマ軽減戦略と学校における精神保健教育
 小塩 靖崇1,2)、小池 進介2〜4)(1)国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所地域・司法精神医療研究、2)東京大学大学院総合文化研究科附属進化認知科学研究センター、3)東京大学こころの多様性と適応の統合的研究機構、4)東京大学国際高等研究所ニューロインテリジェンス国際研究機構)
松沢病院における身体拘束の削減
 針間 博彦1)、中田 信枝2)(1)東京都立松沢病院精神科、2)東京都立松沢病院看護部)

随 想

怒りとうまくつきあう方法を求めて
 湯川進太郎(筑波大学)
デイナイトケアにおける社会復帰プログラム「運動認知療法」という治療概念について
 山下 悠毅(榎本クリニック)

連 載

アタッチメント障害と心理臨床
〔第3回〕攻撃性とアタッチメント
 工藤 晋平(大阪大学)

メンタルヘルスの広場

発達障害の人が長く働き続けるために
五十嵐良雄、高橋  望、大木 洋子(医療法人雄仁会メディカルケア虎ノ門)
アドラー心理学と時代の空気
和田 秀樹(国際医療福祉大学心理学科)

カタカナ言葉解説Q

ソーシャル・インクルージョンsocial inclusion/バリアフリー/
ニーズ・ベイズド・アプローチneeds based approach
 相川 章子(聖学院大学)

書 評

『人を育む愛着と感情の力 AEDPによる感情変容の理論と実践』
 大井 雄一(筑波大学医学医療系産業精神医学・宇宙医学)
『ひきこもりの心理支援 心理職のための支援・介入ガイドライン』
 道喜将太郎 (筑波大学医学医療系)
『物語としての家族 新訳版』
 横山 克貴(東京大学大学院教育学研究科)

海外ニュース

 張 賢徳

衛生会ニュース

編集後記

 平島奈津子

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