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立命館大学教授 中村正 家庭内暴力の社会問題化「犯罪とならない暴力」は数多くあります。 親しい者同士だととくに表面化せず、警察も民事不介入として遠ざけてきました。 親しい者同士はその距離の近さゆえに、罵りあい、憎しみあうこととなりがちです。 もちろん、それは、いたわりあい、支え合うことと裏腹な関係になります。 分かって欲しい、こんなふうにして欲しいという感情がそこに介在し、家庭内暴力の独特さがつくられていきます。 家族以外の人にそんな行動をしたり、感情を抱いたりすることはできないのに、親しい間柄の家族ならばいいだろうという感覚が、不法行為としての暴力への感受性を鈍らせていきます。 しかし、事態は変化し、ドメスティック・バイオレンス防止法(DV防止法)だけではなく、児童虐待防止法、ストーカー行為規制法、高齢者虐待防止法が制定され、親しい者同士の暴力への介入がはじまりました。 家庭内の様々な形態の暴力が社会問題とされつつあるのです。 古くからある問題に社会が新しく関心を持ち始めたのです。 家庭内暴力の社会問題化 |
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